2025/1/10更新
これまでPAULIG RUGとしてお取り扱いしてきた製品の名称がHARO RUGへ変更になりました。



質感のいいラグを探してみると、とても買える値段ではありません。
かといって、手頃なものを探してみると、ケミカル素材のそれらしいものがほとんどです。
P.F.S.のソファと相性のいい高品質のラグを探しつづけ、ようやく見つけました。

ドイツ生まれのHAROのラグは、モロッコにある自社工場で一枚一枚丁寧にハンドメイドで織り上げられています。
生産プロセスに徹底したこだわりを持ち、織る作業のみならず、羊毛を刈り取るところからカーペットが完成するまで、染色や紡績、糸を編み込むにいたるまですべて手作業です。
素材も染料も全て天然素材で、環境に配慮したものを使用し、1本1本の糸までこだわって製造されています。
Weaving by PAULIG
photo by PAULIG
Wool by PAULIG
photo by PAULIG
 

1枚のラグに使用される糸は全て1回の染めロットから作られているのですが、 単色の構成のラグでも原料となるウールに別の産地のものを意図的に混ぜ合わせることで、色のグラデーションが生まれています。

さらにウールの芯にジュートを包み込む構造になるよう、独自のマシンで一本の太い糸にすることで、安価なラグには出せない耐久性が増し、長時間踏まれてもへたらない作りとなっています。

羊毛を染色した際の色ムラから生まれる深みのある色合いは、全て均一に染まっている糸よりも味わいがあり、手織りならではの立体感や複雑な表情からは人間味や人々の活気、情熱を感じられます。

素材はウールとジュートなので、保温性にも優れ、適度な厚みでしっかりとした踏み心地が特徴です。
手織りのラグは織りに適度に隙間があるため、通気性も確保することができ、通年で使用可能です。

モロッコのラグといえば、カラフルな配色や幾何学模様、民族的なデザインが一般的です。しかしドイツの老舗ラグメーカーが作るHAROのラグは、ドイツらしい無駄のないデザインに、モロッコラグ特有の鮮やかな発色と高品質な素材を融合させた独自のスタイルを持っています。P.F.S.のソファとも相性が良く、日本の住空間にも取り入れやすい高品質な品です。

現在オンラインショップおよび店頭では、[CHICAGO][DURBAN]の2シリーズを取り扱っています。
通年使用しやすいようなベーシックな色味や、春夏に重くならない色味をセレクトしました。
サイズは1300x2000mmと2000×2500mmの2サイズです。

機械では出すことのできない、ハンドメイドならではの温かみのあるラグをぜひ店頭で靴を脱いで確かめてみてください。


RUG一覧ページへ DURBAN beige


<ご注意>
手織りのため一枚一枚サイズや織り、色にムラやばらつきがあります。あらかじめご了承ください。

<長くご使用いただくために>
・ラグはよく踏む面を入れ替えていただくことで長持ちします。このラグは両面ご使用いただけますので、定期的に表裏を入れ替えてみてください。また、定期的に180度回転してみてください。

・スリッパのラバーで擦れることで表面が磨耗してしまうことがあります。スリッパは脱いでご使用いただいた方が長くご使用いただけます。

・ウールに対応したカーペットクリーニングでメンテナンスしてください
ラグの画像
両面どちらも表面として使用することができます。
 





 




1946年にドイツで創業したHAROは、2003年にPAULIG社の傘下に加わり、その優れたデザインと技術で同社のラインナップに新たな魅力をもたらし、発展に貢献しました。

親会社であるPAULIG社は、1750年にドイツの東部シレジア地方で衣服商を営んでいたJohann Christian Pauligがその礎を創建しました。その後、1840年代には自分たちの織物工場を稼働開始。第二次世界大戦後、フランケン地方で新たなスタートを切り、本格的に手織りのラグの展開を始め、今ではHand Woven Carpetsの世界的なマーケットリーダーになっています。インターナショナルにブランドを展開するようになった今でも、世代から世代へ受け継がれてきたハンドメイドにこだわり一枚一枚丁寧に生産しています。デザインから製造まで一貫して自社で行っており、HAROのラグもその一部です。

また、環境保護にも配慮したものづくりを行っています。 ウールやジュート、麻、シルクなどの再生可能資源のみ使用し、きれいな水と化学物質不使用の石鹸で優しく洗い上げるところから製造工程は始まります。 染色も500を超える色素が使用し美しい発色を実現しながらも、厳しい管理の元で重金属などを使用していない染料を採用しています。

1840年代のドイツの東部シレジア地方

1840年代のドイツの東部シレジア地方

PAULIG家 1940年グリュンベルグにて

PAULIG家 / 1940年グリュンベルグにて

現在のPAULIGショールーム 現デザイナー

現在のPAULIGショールームにて / 現デザイナーのANTJE RESCHWAMM, PETRA BOTH, LIANE NEUBERT

HARO部門も含む現在のPAULIG社

HARO部門も含む現在のPAULIG社

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG

500を超える色素の天然素材の染料

500を超える色素の天然素材の染料

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG

photo by PAULIG









DURBAN Beige
CHICAGO Red
CHICAGO Grayish beige
ice CHICAGO Beige
CHICAGO Light blue

 



LINEUP



CITY CHICAGO Grayish Beige

RUG / CITY CHICAGO Grayish Beige
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CITY CHICAGO Red

RUG / CITY CHICAGO Red
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CITY CHICAGO Ash Gray

RUG / CITY CHICAGO Ash Gray
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CITY CHICAGO Beige

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CITY CHICAGO Light Blue

RUG / CITY CHICAGO Light Blue
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AFRICA DURBAN Beige

RUG / AFRICA DURBAN Beige
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AFRICA DURBAN Grayish Beige

RUG / AFRICA DURBAN Grayish Beige
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AFRICA DURBAN Stone Gray

RUG / AFRICA DURBAN Stone Gray
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